我が家の音楽事情〜娘たちと先生とのレッスンを振り返って
今年20歳になる三女が先日、習っていたピアノレッスンのことを話していました。
「私は練習もしないで行ってしまうことも多かったのに、〇〇先生は、1曲弾き終わるまでイライラせず待っていてくれたんだよね」と。三女は、今でも、好きな時に自由に演奏できます。
次女も、14歳でピアノのレッスンは辞めてしまいましたが、今でも耳コピだけで、好きな曲を弾いています。
なぜ大人になっても弾けるのか?
そこにはきっと“癒し”があるからです。
ある程度の年齢になるまで続けたからこそ、身についたものなのだと思います。
ただし…そこに到達するまでに、親としての葛藤や試練もありました。
“練習していない”ことへの葛藤
当時は、“練習していないのにレッスンへ行く”ということに、親として申し訳なさもありました。
でも、「そういう時期もある」と割り切れるようになった頃から、不思議と娘たちも、生徒さん達も、講師としても私も!
レッスンとの向き合い方が変わっていった気がします。
長く続けた先に見えてくるもの
結果的に、高校生くらいまで続けられた子達は、理解力も深まり、クラシックへの憧れも強くなっていく、これは思考が少しずつ大人になっていくからこそだと思います。
どんなに「クラシックは素晴らしい」と伝えても、小学生にとっては、まだ昔の難しい音楽、に感じることもあります。
でも、成長と共に
「英雄ポロネーズを弾きたい」
「ラ・カンパネラに挑戦したい」と、堂々と言える子が増えていったのです。
“憧れの曲”は、子どもを育てる
もちろんどちらも、簡単な曲ではありません。
「そんな大曲を弾かせるなんて・・」とほとんどの先生が驚かれます。
でも、まだ早い、無理、と言うよりも、やってみたい!と思えたことの方が、ずっと大事!と思っています。
だから、卒業ステージは否応なく練習しなくてはなりません。それは、“自分が後悔しないため”です。
でも、“挑戦できた” “1フレーズでも弾けた”
という経験そのものが、その後のみんなを支えているように感じます。
「行きたくない日」があってもいい
だから私は、「練習が完璧にできていないからレッスンへ行きたくない」そんな日があっても大丈夫だと思っています。
特に、思春期に入る頃は、何でも煩わしく感じる時期でもあります。
だから、お母様たちも、その時の気分や言葉に振り回され過ぎなくて大丈夫です(笑)
それでも続けていけば、音楽を嫌いにならず、「また弾きたい」と思える日が来ます。
その積み重ねが、あとから人生を支える大きな力になっていくのだと思います。



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