親は思う。

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ひるむなよ‥と、思う。まだ闘いは終わっていないのだ。何が?って。日々、迷走中の次女へ。

あなたが泣けば、私も泣きたくなるし、自分のこと以上に胸が痛くなって、自分のことじゃないからどうしようもできなくて、悔しくて、そんなことも対処できないの!?とかなんとか、結局、言い合いになったりして。

そんなことを考えた5月だったな~‥。この前ここに、勉強モードで~なんて、書いていたくせに、まだ火種は絶えていなかった‥。

そんなときに、お教室のM&M先生(おいしそうなネーミングになってしまった(笑))の自宅生徒さんの発表会に伺ったのですが、親子連弾で、一生懸命サポートしてるお母さんの様子を見て、ほほえましかったな~。

私は、3人いる娘たちの中でただ一人、一緒に連弾してくれたのは次女で、その時のまるちゃんは小さくて、なのに、大人の私に負けないくらいのパワフルな音で弾いたもんだから、その野性味溢れる音が面白くて楽しくて、こいつは大物になるぞ!って嬉しくて。でもそのあと、かじ取りがうまくいかなくて、結局、去年、まるちゃんはピアノを辞めてしまった。

で、今年。合唱コンクールの伴奏者に(紆余曲折あったにせよ)まるちゃんがなれたことが、これまた嬉しくて、でも、まるちゃん特有の貯金ゼロ練習量もほぼゼロ、で挑もうとするものだから、あぶなっかしくて、でもここはひとつ、ぐっとこらえようではないか。

おっかさんは、「先生」になってはならぬ。と、あの日、肝に銘じたんだから。

先々週だったか、K君が「大人はさ、クラシック好きだよね、なんでだろ?」と私につぶやいた。

それは、あと少し大きくなったらきっとわかるのだ。何百年と奏でられた旋律の深さを。

でも。今はわかんないよね~。。。ただ、ほんと、あとちょっとだから、その時が来たら、自分で奏でられる喜びを知るだろう。だから、あと少しがんばれ!って気持ちで、応援し続けるお母さんの気持ち、っとに、よくわかる。

「今、学生時代に戻れたら、迷わずにピアノを習いますね。大人になってから習うことが、こんなに(指のコントロールに)苦労するのなら、何千万だって惜しくない。」と、おっしゃって私を驚かせた生徒さんのお父さんもいます。

親の愛は、深いっ!

今の私は、まるちゃんに気持ちが傾き過ぎないよう、そのために自分の勉強にうつつをぬかし、バランスを取りながら、遠巻きにまるちゃんを見守るのみ。

次女よ。頼む。ここはひとつ、ピアノでぎゃふんといわして。そして、脱皮して。

 

 

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